FTP コンポーネントをお使いのお客様から、「ファイルをサーバにアップロードする際にクライアント側のタイムスタンプをサーバ側に反映できないか」というお問い合わせがありました。
FTP の仕様 (RFC959 および RFC1579) には残念ながらタイムスタンプを扱う機能は規定されておりません。このため、通常の FTP サーバ (特殊な拡張機能を実装されていない FTP サーバ) との間で転送されたファイルは、ファイルが転送された時点のタイムスタンプを持つようになっています。
どうしてもタイムスタンプを保持しなければならないような場合には、タイムスタンプを保持できるアーカイバ (tar や zip 等) でファイルをアーカイブして転送するようにします。この場合、アーカイブファイル自体のタイムスタンプは変更されますが、メンバーファイルのタイムスタンプは保持されておりメンバーファイルには展開時に元のタイムスタンプが付与されます。
アーカイブの作成や展開には、弊社の IP*Works! ZIP 製品をご利用いただけます。
2008年4月11日金曜日
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